ソファの座り心地は座面で決まるといっても過言ではありませんが、硬めと柔らかめにはどのような違いがあるのか気になります。
硬さが違うとお尻に当たる面積が異なるので、直接的な座り心地に直結します。
座面が硬いソファはお尻が面ではなく点で接触しますから,お尻の出っ張っている部分が特に痛くなります。
硬さによっては短時間ですぐに痛くなり始めるので、長時間などとても座っていられないでしょう。
一方、柔らかい座面のソファは沈み込むので、姿勢が安定せず腰や背中に負担が掛かり疲れます。
お尻に痛みは生じないものの、腰が痛くなったり背中が疲れてしまうので、ソファとしては本末転倒です。
このように、ソファは硬くても柔らかくても座り心地に影響しますし、極端なほど座り心地が悪く感じられるので注意です。
理想的なのはお尻に直接当たる部分がやや柔らかく、その下に硬い層がある構造です。
このように、異なる硬さを組み合わせて作られているソファは、お尻が痛くなりにくく腰や背中も疲れにくいわけです。
お店でソファを選ぶ時は、ゆっくりと座ってどれくらい沈むか、お尻の当たりや底打ち感なども確かめることをおすすめします。
硬いだけ、あるいは柔らかいだけで選べるほどソファは簡単ではないので、時間を掛けてじっくりと確かめたいところです。