和室にソファを置きたいという方は多いかと思いますが、畳は荷重を受けるとその部分がへこんでしまいます。
そのため、和室にソファを置く際は可能な限り軽量なものを選ぶとともに、設置面が大きくなるようにすることが大切です。
ソファの脚裏にフェルト材などの保護材を貼り付けるのも良いでしょう。
通気性を確保するのもポイントです。
畳は吸湿性に優れる素材なので、風通しが悪い場所にソファを置いてしまうとカビやダニが発生する恐れがあります。
和室にソファを置く際は、壁との間に隙間を空けるなど通気性を確保することが大切です。
また、定期的に設置場所を変えるとカビやダニの発生を抑制できるとともに、畳のへこみも防止できます。
なお、ソファの下にラグやカーペットを設けると、畳のへこみは防止できますがカビやダニの発生は促進されるので、おすすめはできません。
和室に馴染みやすいソファを選ぶことも大切です。
例えば、背が低いもの、シンプルなデザインのもの、落ち着いた色合いのものは和室にもマッチします。
一方で、背が高いもの、過度な装飾が施されたもの、ビビットカラーのような目立つ色合いのものは和室には合いません。
和室に馴染まないソファを選んでしまうと見栄えが悪くなってしまうので、和室に置くソファは慎重に選ぶことが大切です。